第1回 【 母乳哺育について 】

元気な産声を上げて、この世に生を受けた赤ちゃん。必死で啼いている産まれたばかりの赤ちゃんでも、お母さんの胸に直接抱かれると、不思議とおとなしくなります。そして間もなく母の乳房を自ら探し求め、誰に教えられたわけでもなく、上手に乳房に吸い付きます。いよいよ母乳哺育が始まります。

その昔、家庭での分娩が当たり前だった頃、産まれたばかりの赤ちゃんは早速母の胸に抱かれ、生まれたその日から啼く度にお乳を与lえられました。もちろん、生んだその日から沢山の母乳が出るわけではありませんが、そうすることにより、多くの母親は必要量の母乳が出るようになりました。また、赤ちゃんも母親から引き離されることはありませんでした。

現在でも、多くの妊産婦は母乳哺育を希望しています。そして、出産後だまって待っていれば母乳が出てくると思っている方も多いようです。ですから、産後の入院中に思い通りに母乳が出なかった場合、「私は母乳が出ないんだ。」と、すぐに諦めてしまうお母さんが少なくありません。

今も昔も、母乳はだまって待っていれば出てくるものではありません。出す為には、それなりの身体への働きかけが大切です。つまり、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことで、母乳の分泌量も増えてくるのです。母乳哺育―これは赤ちゃんとお母さんとの共同作業なのです。1〜2ヶ月で諦めてしまうのも早過ぎます。じっくりゆっくり赤ちゃんと向き合う。これが母乳哺育のカギではないでしょうか。

これから、母乳哺育に関連するいろんなお話をさせて頂こうと思います。 筆不精ですので、次回の更新がいつになることやら・・・。時にはグチが飛び出すかもしれませんが、よろしかったらどうぞお付き合いください。

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