第7回 【 産科選び 】

時々、産科選びについてアドバイスを求められます。

「どうせお金を払うんだから、少しでもサービスが充実している所がイイ!」

・・・確かにその通り。少しでも快適な入院生活を送りたいですよね。でも、入院中に母乳育児に対する十分な指導も受けられず、直接授乳が出来ないままに退院される方々もいらっしゃいます。私のような立場のものから言わせて頂くならば、最低限必要な看護サービスなくして、何が快適な入院生活でしょうか?

又、自分たちは素人だし、出産は病院や産科医にお任せ・・・という方が少なくないなと感じることもしばしばあり、これは少々気がかりな点でもあります。大切な我が子を産むわけですから、いくら相手が専門家とはいえ、あらゆることを委ねてしまっていいものでしょうか? とは言いながら、やりたいようにやらせてはもらえない・・・という現実もありますが・・・。

私の個人的意見ではありますが、一番大切かなと思うことは、『どのような出産をしたいか』だと思います。 その為には、事前学習も必要かもしれませんね。そして、なるべく希望に沿った出産をさせてくれる産科を探す、情報収集が重要なポイントではないでしょうか。

情報収集を怠らず、総合病院・個人病院それぞれの長所・短所などを踏まえた上で、自分に合った産院を選んで頂けたらと思います。また、自分の希望を病院側に伝えることも非常に大切なことです。最近では、積極的にバースプランを取り入れている産院も増えています。このような申し出をする方が増えてくれば、病院側も対応せざるをえない状況になってきますよね。

母乳育児に関しては、その取り組みが必ずしも積極的とは言えない所も多いのが現状です。電話での問い合わせより、その産院で出産なさった方に直接聞いてみるのが一番良いと思います。あるいは、ユニセフ・WHOが推奨している『母乳育児を成功させるための10カ条』をどの程度実践しているのか、産院に確認することも一つのポイントかと思います。ここ函館では、残念なことに≪赤ちゃんにやさしい病院≫に認定されている産院は一つもありません。ですが、人工乳を飲み放題にせず、出産直後より母子同室・早期授乳の開始を実践している産院はあります。行列に囚われることなく、よく見極めて頂きたいものです。

産ませてもらうのではありません。貴女自身が産むという事を忘れずに!

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